発達障害

もしかして私はADHDかもしれない

自分を知ることからはじめよう!

最近では、発達障害という言葉がよく知られるようになり、ADHD(注意欠如・多動性障害)について調べると、さまざまな症状が簡単に検索できます。学童期においては、発達に特性のある子どもかどうかを注意深く見守る支援体制が整っており、比較的若いうちから多様な発達支援サービスを受けられるようになりました。しかし、年齢が上がるにつれて、その人たちが子どもの頃には発達障害という概念が一般的でなかったため、見過ごされることが多かったです。社会人になってから、「マルチタスクが苦手」「スケジュール管理ができない」「異常に物をなくすことが多い」といった悩みを抱える人が、自分はもしかしてADHDかもしれないと考えることがあります。

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チェック項目にどれぐらい当てはまりますか?

これらの項目にかなり当てはまる場合、発達特性が高い可能性があります。ただし、自分が発達特性であると断定する前には、十分に検討してください。大人の場合は、これらの特性が12歳以前から顕著に見られるかどうか、また仕事場でも家庭でも同様の問題が生じているかを考慮することが重要です。自分が発達障害であるかどうかを決定する前に、どうすれば日常生活が楽になるのか、困りごとが少なくなるのか、その対応策を見つけることが重要です。そのためには、丁寧に日常生活を振り返りながら、なぜそのような特性があるのかを考えることが重要です。この過程で、一人で考えるよりも専門家と一緒に検討する方が良いでしょう。

また、もう一つ重要なことがあります。学業や仕事で頑張っているのにうまくいかないと、ADHDのせいにしたくなることもあります。集中力がなく、忘れ物も多い。いつも叱られるばかりで辛いからこそ、「障害だったら仕方ない」と思いたくもあります。その苦しい部分は、専門家と一緒に考えるとして、ADHDがあるからこそ素敵な部分もあることを知っておいてください。頭の中がいつも騒がしい、いろいろなことに興味があるため、創造力や柔軟性が際立っている人がたくさんいます。やはり、ADHDは個性の一部であると思ってほしいです。

チェックリスト

□仕事をしているとすぐに別のことを考えてしまう
□上司から話しかけられても心がどこか別の場所にあるようだ
□細部を見落としてしまうことがよくある
□整理整頓が苦手で、デスクの上はいつも資料を山積みにする
□長い文章を書いたり、見直したりすることが苦手
□なくし物をよくする
□忘れっぽい
□外的な刺激によってすぐ気が散ってしまう
□時間管理が苦手
□手足がいつもソワソワしている
□不適切な場所で高い場所に昇ったり、走り回ったりする
□席についていなくてはならない場面で席を離れることが多い
□じっとしていられない
□静かに余暇を楽しむことはできない
□おしゃべりをしすぎる
□順番を待つことが困難だ
□人からの質問が終わる前に話してしまう
□他の人がしていることを妨害する

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