メンタルヘルス

初期のうつ症状はどんなものがある?

うつだと思ったらどうすればいい?

「最近、心も体も疲れやすくなってきた」
「なんとなく会社にいくのが嫌だ」
「落ち込みやすくなっている気がする」
もしそのような悩みを最近感じているようであれば、もしかしたら初期の鬱の症状が出てしまっているのかもしれません。
仕事が忙しくてきちんと休めていなかったり、強いプレッシャーを感じ続けてしまったりしてストレスが溜まってきてしまうと心身に影響が出てしまいます。少し休めば症状が改善されれば、一時的な体調不良の可能性もありますが、それが続くようであれば注意しましょう。
ここでは、初期のうつ病の症状や、うつ病だと思ったらすべきことなどを紹介していますので、参考にしてみてください。

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初期のうつ病の症状

もしかしたら「うつ病かも?」と思ったら、自分の状態を確認してみましょう。
● 動作がゆっくりになる
● 反応が遅れる
● 些細なことで怒りやすくなる
● 眠れない
● 食欲がない
● 頭が痛い
● 胃の不快感
● 便秘や下痢
● 感情を感じない
● 生きている実感がない
● 悪い方向へと想像してしまう
● 自分が悪いと思い込む
● 死にたいと思う

引用:メディカルノート

もちろん、全てがうつ病の初期症状というわけではなく、一時的な体調不良や気分の落ち込みの可能性もあります。上記の症状が何日も続いたり、休んでも改善されなかったりする場合は、「うつ状態」かもしれないと自覚しましょう

うつ状態で現れる症状には個人差がありますが、いくつかあてはまって不安を感じるようであれば医療機関に相談してみましょう。

うつ病だと思ったらすべきこと

自分の状態を確認してみて、もし自分が初期のうつ症状が出ているかもしれないと思ったら、早めに対策することで重症化を防ぐことができます。
「いつか治るだろう」
「自分に限ってうつ状態に陥ることはない」
と軽視しないようにしてください。
うつ状態が続くと本格的なうつ病になり、重症化してしまいます。そうなると、入院してしまう場合もあり通常の日常生活を送れなくなってしまうケースもあります。決して、軽く考えずかんたんにできることから対策しましょう。
4つの対処法を紹介していきますので参考にしてください。

規則正しい生活を送る

うつ症状の原因には、ストレスが大きく関わっている場合があります。ストレスがかかると考え込んでしまい、眠れなくなったりして、生活リズムが乱れます。そのため、まずは意識的に生活のリズムをしっかりさせることが大切です。規則正しい生活を送ることで、そのストレスを解消しうつ症状を和らげることができます。毎日仕事で忙しいかもしれませんが、きちんと3食の食事をとり、入浴してリフレッシュし、十分な睡眠で1日の疲れをとりましょう。その他にも、適度な運動をしたり、趣味の時間を作ったりして、生活を充実させていくと、自然とリラックスでき、うつ症状が緩和される場合もあります。

職場に相談する

仕事が忙しすぎたり、仕事上で困ったことがあり、自分だけでは手に負えなかったりすることで、うつ症状がでているならば、職場の上司や管理職に相談して仕事のサポートを御願いしてみましょう。業務量を軽くしてくれたり、人前に出るような仕事を減らしてくれたり、時短勤務にしてくれたり、あなたに合わせた働き方を提案してくれるかもしれません。働き方が変われば、ストレスや疲れも緩和されるので、うつ症状改善につながるでしょう。
ストレスの要因が上司や職場環境にあり、直接、上司に言えない場合は、人事部に相談するのもいいですね。また、ほとんどの職場にメンタルヘルスに関わる制度があるので活用することもできます。職場を通してカウンセラーに相談したり、ストレスチェックを受けたり、医療機関を受診できたりする場合もあります。職場によりますが、会社を通せばカウンセリングを無料で受けられる場合もあるので活用してみましょう。

医療機関で治療をしてもらう

自分がうつ症状があることに不安を感じてしまったり、うつ病の症状が続いて辛いとき感じることが多い場合は、医療機関で治療してもらうことも検討しましょう。そのときは「心療内科」や「精神科」などに行き、相談をしてください。まずは、あなたがうつ病なのか、そうでないのかを診断してくれるでしょう。そして、医療機関では、抗うつ薬などを使って症状を抑える「薬物療法」や医師や臨床心理士によるカウンセリングで治療を行う「精神療法」などで治療できます。なんでも早めに対応したほうが治りも早いです。

少し休む

うつ症状が出てしまい、辛いと感じてしまったときは、仕事などをしばらく休むことをおすすめします。朝、起き上がれないほどしんどいのに無理に会社に行って仕事をしても、どんどん症状が悪化してしまい、いいことはありません。上司に事情を話して有休休暇を取得して少し会社を休むこともときには必要です。職場によって休むための制度は違いますが、仕事ができなくなったときはまずは有休を使って休みます。それで復帰できなければ、休職制度がありますので、それを利用して少し休養を取るのも大切です。その間は、給料は払われませんが、その代わり、傷病手当があり、基本給の2/3程度をもらえます。休職制度などを利用する時は、医師の診断書などが必要になることが多いです。そのために、精神科などの医療機関と繋がっていることは大切です。

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