⼦育て・育児

子育てがつらい時期を乗りきるためには

つらいと感じた子育てを乗り切る方法

「赤ちゃんや子供は可愛らしいから子育ては楽しそう」
「自分の子供を育てるのが楽しみ」
そんな気持ちで子育てを始める人がほとんどではないでしょうか。

でも、実際に子育てしてみると思った以上に大変なものです。子育ては24時間365日休む暇がありません。子供が小さい頃は少しも目が離せないので、気力も体力もどんどん消耗してしまいます。最初の頃は楽しみだった子育ても、だんだんつらいと思ってしまうかもしれません。ここでは、子育てがつらいと感じてしまう時期はいつごろか紹介していきます。
また、つらい子育てを乗り切る方法もあわせて紹介していきますので、子育てがつらいと感じてしまったときは参考にしてください。

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新米パパママだからこそ子育てが大変

愛情たっぷり育ててあげたいけど、実際に子育ては大変なものです。どの時期もそれぞれに大変さはありますが、やはり、子どもを初めて持った時の大変さは相当なものです。それは、ママもパパも親として若葉マークですし、わからないことだらけです。でも、大丈夫です。子どもの振り回されているうちに、親としても成長してきますので、少しだけ頑張りましょう。

①泣いてばかりいるように感じる新生児
生まれたばかりの新生児期は、授乳をしたり、寝かしつけたり、夜泣きしたりと、とにかく大変なことばかりです。手がかかることがどんどん増えて、今までの夫婦だけの生活とは大きく変わってしまいます。夜も3~4時間ごとに起きたり、授乳したりと熟睡できる日はありません。精神的にも体力的にもつらい時期が新生児期です。一所懸命なパパママだからこそ、ぐずっている赤ちゃんをなんとかしたいと思うかもしれません。しかし、こんな時だからこそ「わけわからない」と思ったら、少し泣かせておいても大丈夫です。「泣く子は育つ」ということわざもある通り、よく泣く子は元気である証拠です。赤ちゃんは、泣くことでなにかを訴えています。しかし、一泣きごとに反応しなくても赤ちゃんは立派に育ちます。子どもの生命力はすごいものです。子どもを信じてどーんした気持ちで子育てをしていきましょう。

②目が離せない6か月〜2歳
生後6か月〜2歳ごろまでは、とにかく何に関しても興味を持ち始め、危なっかしくて目が離せません。ハイハイしたり、歩いたりできるようになると、行動範囲がどんどん増えて、手の届くところ、目に入るものには全て興味を持ってしまいます。なんでも口に入れてしまったり、高いところから落ちてしまったり、危険もたくさんありますので、大人は常に見ていないと大変なので疲れてしまいますね。この時期は、環境調整も大切。子どもは大人が思う以上に力持ちですし、遠くまで歩いてしまうこともあります。子どもが自由に動き回っても良いような環境を作りましょう。

③イヤイヤ期は成長の証し
2歳〜3歳になると、子供のイヤイヤ期が始まります。自我が芽生えてだんだんわがままになったり、こだわりを持ったりするようになります。もちろんまだ幼いので、自分の気持ちをきちんと伝えることが難しいので、泣いて気持ちを表現します。親が疲れているところに、イヤイヤ言われて泣かれてしまうと、つらいと思ってしまいますよね。この時に意識するのは、上手にできたときに褒めること。イヤイヤしている時に言うことを聞くと、イヤイヤすれば親がかまってくれ、子ども自身の欲求が満たされると学習してしまいます。外出先でイヤイヤされるのは困るので、子どものいうことをすぐに聞きがちです。しかし、そこはそういう時期だと思い、子どもに良い習慣をつけられるように対応しましょう。

子育てがつらい時期の乗り越え方

子育ては楽しい部分や生き甲斐の部分もありますが、やはり体力的にも精神的にも疲れ切ってしまうこともあります。仕事であれば休むことができますが、子育てはそうもいきません。ここでは、子育てがつらい時期の乗り越え方を紹介していきます。

①不安や悩みを一人で抱え込まないこと
子育てはあなた一人でする必要はありません。たくさんの大人の手を借りて、一人の子供を育てていけばいいのです。パートナーがいるのであれば、あなたが子育てで不安に思っていることや大変なことを話し合って子育てをしましょう。1人で子育てを抱えないということです。
日本の場合、子育て時期は夫のほうが経済的なものを担い、妻が家のこと全般を支えるという役割分担がまだまだ多いようです。自分が子育ての主軸だからと、すべて自分の責任で、自分が子育てのすべてを担当するのはパートナーにとってもいいわけではないです。なぜならば、この時期は、大変だけど、一番かわいらしい時期かもしれないのでその時期を奪ってしまうことにも繋がります。
また、最近は、共働きの家族も増えています。保育園に預けていて子どもが突然熱を出したという時のお迎えをどうするのか、お互いに残業がある日はどうするのか、お互いが納得できるように話し合いましょう。そして、どうしても物理的に子育てを手伝ってもらう必要がある場合もあります。ご両親が近くに住むならご両親、近くに頼れる人がいない場合は、地域の子育てサポート制度やベビーシッターなど、頼める人、使える制度を積極的に活用しましょう。区市町村では子育て支援の相談なども受け付けています。つらいときは足を運んでみてもいいかもしれませんね。

②ときどきリフレッシュをする
子育ては24時間365日かかりっきりですが、決してあなた一人だけで子育てをしなくてもいいのです。堂々とパートナーや両親に子供を預けて、一人でリフレッシュしましょう。
買い物に出かけてもいいですし、ゆっくり読書をしてもいいかもしれません。少しでも「自分の時間」を作ることができれば、気分転換にもなり、子育てがつらいと感じることも少なくなるでしょう。子供の年齢が上がってパートナーや両親に預けることに慣れてきたら、マッサージや美容室などに行って自分自身のケアをすることも大切です。

③生活環境を子供に合わせる
好奇心旺盛になってくると、子供はすぐにどこかに行ってしまうし、なんでも口に入れてしまいます。部屋の中に、小さいものや子供にとって危険な場所があると、いつもヒヤヒヤしてしまい、精神的に疲れてしまいますよね。そこで、家の中を小さい子供に合わせて安全な空間にしてしまいましょう。子供と一緒に過ごす部屋は、口に入ってしまうような小さいものを一切置かないようにして、角や段差なども無くしてしまいます。そうすることで、子供がどこに行って、何をしても比較的安心できるので、そこまで気を張って生活しなくても済むようになります。もちろん生活しにくくなってしまう部分はありますが、それ以上に子育ての大変さが軽減されるでしょう。

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