愛情たっぷり育ててあげたいけど、実際に子育ては大変なものです。どの時期もそれぞれに大変さはありますが、やはり、子どもを初めて持った時の大変さは相当なものです。それは、ママもパパも親として若葉マークですし、わからないことだらけです。でも、大丈夫です。子どもの振り回されているうちに、親としても成長してきますので、少しだけ頑張りましょう。
①泣いてばかりいるように感じる新生児
生まれたばかりの新生児期は、授乳をしたり、寝かしつけたり、夜泣きしたりと、とにかく大変なことばかりです。手がかかることがどんどん増えて、今までの夫婦だけの生活とは大きく変わってしまいます。夜も3~4時間ごとに起きたり、授乳したりと熟睡できる日はありません。精神的にも体力的にもつらい時期が新生児期です。一所懸命なパパママだからこそ、ぐずっている赤ちゃんをなんとかしたいと思うかもしれません。しかし、こんな時だからこそ「わけわからない」と思ったら、少し泣かせておいても大丈夫です。「泣く子は育つ」ということわざもある通り、よく泣く子は元気である証拠です。赤ちゃんは、泣くことでなにかを訴えています。しかし、一泣きごとに反応しなくても赤ちゃんは立派に育ちます。子どもの生命力はすごいものです。子どもを信じてどーんした気持ちで子育てをしていきましょう。
②目が離せない6か月〜2歳
生後6か月〜2歳ごろまでは、とにかく何に関しても興味を持ち始め、危なっかしくて目が離せません。ハイハイしたり、歩いたりできるようになると、行動範囲がどんどん増えて、手の届くところ、目に入るものには全て興味を持ってしまいます。なんでも口に入れてしまったり、高いところから落ちてしまったり、危険もたくさんありますので、大人は常に見ていないと大変なので疲れてしまいますね。この時期は、環境調整も大切。子どもは大人が思う以上に力持ちですし、遠くまで歩いてしまうこともあります。子どもが自由に動き回っても良いような環境を作りましょう。
③イヤイヤ期は成長の証し
2歳〜3歳になると、子供のイヤイヤ期が始まります。自我が芽生えてだんだんわがままになったり、こだわりを持ったりするようになります。もちろんまだ幼いので、自分の気持ちをきちんと伝えることが難しいので、泣いて気持ちを表現します。親が疲れているところに、イヤイヤ言われて泣かれてしまうと、つらいと思ってしまいますよね。この時に意識するのは、上手にできたときに褒めること。イヤイヤしている時に言うことを聞くと、イヤイヤすれば親がかまってくれ、子ども自身の欲求が満たされると学習してしまいます。外出先でイヤイヤされるのは困るので、子どものいうことをすぐに聞きがちです。しかし、そこはそういう時期だと思い、子どもに良い習慣をつけられるように対応しましょう。