恋愛・結婚

恋愛依存はどうしたら治る?

恋愛依存になってしまう原因や辛い気持ちを乗り越える方法

恋愛に依存してしまう「恋愛依存症」。
一見素敵な言葉に見えてしまいますが、人によっては辛く苦しいものです。
自分の生活の中心が恋愛になってしまい、仕事や友達付き合いが疎かになって私生活に大きな影響が出てしまうケースもあるでしょう。好きな人との関係が良好のときはまだいいですが、喧嘩をして、別れことになってしまうと大きなトラブルに繋がりかねません。
ここでは、恋愛依存になってしまう原因や辛い気持ちを乗り越える方法などを紹介していきますので参考にしてください。

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恋愛依存は治る?

まずお伝えしておきたいことが、恋愛依存は治るということです。 薬を飲めば治り、いますぐ治るというわけではありませんが、きちんと対策をしていけば、恋愛依存は治すことができます。まずは、あなたが恋愛依存になってしまった原因を突き止めて、辛い気持ちを乗り越える方法を試してみましょう。

恋愛依存になってしまう原因

恋愛依存になってしまう原因はもちろん人それぞれ違いますが、主な原因として3つ紹介していきます。あなた自身に当てはまるかどうか確認してみてください。

①自分に自信がない
恋愛をして好きな人ができたとしても、自分に自信がないことで「相手に嫌われてしまうのではないか」と思ってしまい、とにかく相手に嫌われないようにするために、相手にとって都合のいいひとでいようとします。本来の自分を相手に好きになってもらうのではなく、頑張って相手に合わせようとするため、知らず知らずのうちに心を消耗してしまうかもしれません。
また、好きな人と恋人同士の状態である場合は「こんなどうしようもない自分のことを好きになってくれる人がいる」と感じられて、通常よりも相手に執着してしまうケースもあります。この場合も結果的に、相手に嫌われないように、もっと好きになってもらうようにと、偽りの自分を演じ続けなければいけません。いつまでも素の自分を出すことができないので、気が休まりません。
それでも、相手と一緒にいることを優先してしまうのが、恋愛依存の怖いところです。

②過去の恋愛でトラウマがある
昔の恋愛で、とても傷ついてしまい、悲しい思いをしてしまって「もうあんな辛い思いをしたくない」と思う人も多いのではないでしょうか。その感情が、かえって恋愛依存の原因になってしまう場合もあります。今の恋愛関係を崩さないために相手に執着してしまい、過去の嫌な経験を繰り返さないようにと自分で我慢して恋愛関係を維持しようとしてしまいます。
また、常に誰かが一緒にいないと安心できないような心境にもなってしまうかもしれません。そのような気持ちになってしまうと、仕事も疎かになってしまい、友達の関係も希薄になってしまって、恋愛が生活の全てになってしまいます。好きな人とうまくいって恋人関係になればいいのですが、うまくいかない場合は、あなた自身がとても苦しい思いをしてしまいます。大きなトラブルにも繋がりかねないので気をつけましょう。

③親(身近な人)からの愛情の枯渇
親子の関係があまりよくないと感じている場合、恋愛依存になりやすい人もいます。
● 親からの愛情が足りないと感じてしまった
● 褒められなかった
● いつも否定されていた
● 認めてもらえない
といった親子関係だった場合、親から与えて欲しかった愛情を恋愛相手に求めることもあります。相手が優しくしてくれたり、「好き」と言ってくれるだけで、自分の全てを肯定してもらえた、認めてもらえた、と思ってしまい、その相手に依存してしまうのです。
誰かに愛されたいという気持ちが強すぎて、その人抜きでは生活できなくなってしまうほど恋愛依存になってしまうケースもあるので気をつけましょう。

恋愛依存の辛い気持ちを乗り越える方法

ここでは、一般的な恋愛依存の辛い気持ちを乗り越える方法を紹介していきます。
自分に合う方法を見つけて試してみてください

●自分の時間を楽しむ
寂しくなってしまったときに、誰かを頼ることはもちろん大切です。しかし、恋愛依存タイプの人は、寂しいときに過度に相手に頼ってしまいがちです。そうすると、いつまでも自分の寂しさを紛らわすことができないので、自分でどうにかできるように、自分の時間を楽しんでみましょう。趣味を見つけるでもいいし、漫画を読むでも、アニメを見るでもいいと思います。もちろんダラダラとスマホをいじるのもいいでしょう。なんでもいいので、とにかく自分一人で過ごすことに慣れてください。そして、自分は自分と思えるようになり、好きな相手のために、自分を無理して変える必要がないと理解できるようになれば、恋愛依存を克服することができるでしょう。

●自己肯定感を高める
恋愛依存になりやすい人の特徴の1つに、自己肯定感が低い人がいます。その自己肯定感を少しでも高めてあげることで、辛い恋愛依存から抜け出すことができるかもしれません。しかし、いきなり自己肯定感を高めることは難しいですが、今日の自分を毎日1回褒めてあげてください。特別なことができなくてもいいです。「今日も遅刻せずに会社にいけた」「読もうと思っていた本を読めた」「10分間ストレッチができた」「家族や友だち、同僚に感謝の気持ちを1回はいえた」など、うまくできたなあと思うことを心に思い浮かべて、「今日もがんばりました。よくやったね」とつぶやいてください。
1日を少し意識するだけで、自然と自己肯定感を高めることができます。継続は力なり。気が付けば、今の自分に自信がもてるはずですよ。

●たくさんの人と関わる
恋愛依存の人は、他人との関わりが少なくなり、好きな相手とだけ関係が密になることが多いです。もちろんそれも素敵なことですが、そのままでは恋愛依存から抜け出すことはできません。恋愛依存で辛い気持ちになってしまう人は、意識してたくさんの人と関わるようにしてください。友だちとくだらないことをおしゃべりする時間や、一緒に買い物に出かける時間も大切な時間です。好きな人との予定で全て埋めるのではなく、たまには友だちとの時間を作ってみてください。

●夜は早く寝る
モヤモヤしている時は、だいたい暇な時や夜。特に夜はメソメソしたくなったり、頭の思考回路がストップしてしまうこともあります。そこで、お酒などを飲んだらさらに、頭がぐちゃぐちゃになります。そういう時こそ、早く寝る努力をしましょう。頭が回っていないときに考えることはポジティブなことはほとんどないと言っていいでしょう。お風呂にゆっくり入ったり、好きな音楽をガンガン聴いたり、ネットで観られるドラマや映画を観て寝落ちしたり、なんでもいいです。寝てしまうことが依存を抜け出す第一歩かもしれません。

とにかく大切なことは、恋愛だけがあなたの生活の全てでないことに気づくことです。好きな人と過ごす時間は幸せで素敵なものですが、仕事や学校など以外の時間が、好きな人と過ごす時間にならないように時間の工夫をしてください。好きな人と過ごすと同じくらい友だちと過ごす時間や1人の時間も大切です。そのことに気付けるようになると恋愛依存から抜け出せる確率も上がります。

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